ゴキブリの話

某日、明け方布団の中で足の指にチクリと何かに刺された様な痛みを感じ、布団をめくって見るとゴキブリが私の足の指に噛みつき咄嗟に殺虫剤を取り出し噴霧と思ったが多可が一匹殺しても減る訳でも無いと払い除け、暫くすると如何にも喜んで入るかのように壁に羽をバタバタさせよじ登り、私は朝食の支度にとりかかると何と白いテーブルに先ほどのゴキブリが正面にうずくまって入るではないか、此れもそっと払い除け私はふっと思った白いテーブルに対照的な黒いゴキブリ本能的に逃げる訳で、傍にもう一匹も一回り小さいゴキブリ多分夫婦ゴキブリではと思いつつ朝食を済ませ出勤支度の準備完了し、さて出陣と短い廊下にそのゴキブリがいてスリッパで踏み付けるしぐさをしたが、逃げる気配なく如何にも殺せとばかりに、ん この数ミリの脳細胞は人の心を読むのかと思うと無性に愛着を覚え仕事から帰宅したら餌を与えようと思い出勤。帰宅しドアを開けるとそのゴキブリは入口の廊下に移動して如何にもお帰りなさいとばかりに良く見ると死んでいる、私は非常に悲しみを覚え以後その場所に毎朝ペットボトルの蓋に水を入れ供養している。然しながらその場所には水、生ゴミも有るのに何故?

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